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あなたは、断捨離という言葉を耳にされたことは、おありでしょうか?

最近、大ブームを巻き起こした言葉なので、きっとご存知かもしれないですね。

断捨離という言葉が、これほどまでにブームになった背景には、私たちの住む現代社会が、情報過多、物質過多の時代になっていることが挙げられます。

それにより、使いきれないもの、処理しきれない情報の海に、望んでいないのに放り込まれている自分に危惧を感じているのかもしれません。

今回はご一緒に【断捨離】について深く学んでみましょう。

断捨離とは?

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断捨離とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこの著書において発表された。

「断捨離」「クラターコンサルタント」は山下英子の登録商標である。

この言葉を世に広めたのは、やましたひでこさん。

彼女は、現在、クラタ―コンサルタント【ガラクタの意味】という肩書で、断捨離を広めるためのセミナーや執筆活動をされています。

大学生の時にヨガを習い始めたことで、【断】【捨】【離】の基礎となる3つの行を学ばれました。

ヨガ自体歴史が古く、仏教の礎となる考え方でもあります。

【断行】だんぎょう   断つ
【捨行】しゃぎょう   捨てる
【離行】りぎょう    離れる

これをヒントにして、ご自身のかたずけ法現代風にアレンジ、応用し。現代の【断捨離】を形にされました。

断捨離の基になった仏教の思考

仏教では人が苦しむ原因を【煩悩】といいますが、煩悩は全部で108個もあります。

その煩悩を断ち、捨て、離れることが仏教の修行です。

少し詳しく言うならば、【煩悩を断する】【ものを喜捨する】【執着を離れる】などと言われています。

断行の中には、入ってくるものを断ち切る、欲望を断ち切る、習慣を断ち切るという3つの意味が含まれています。

また、【捨】には、文字通りモノを捨てサルという意味と中立、平等という2つの意味が含まれます。

前者は、家にたまりにたまったいらないものを処分することを指しています。

後者の場合、心の在り方をを示したもので、特定のものや人にとらわれず平等であるということです。

こだわりやとらわれることなく他者とかかわることを進めているのです。

断捨離の発案者のやましたひでこさんは、30年ほど前に衣類のかたずけにおいて、洋服ダンスにぎっしりと詰まっている服を収納グッツを買い足して上手にしまっても、いつも【着る服がない】とぼやいていたそうです。

その時に、その洋服たちが、可視化された自分の執着心だと気づかれたのだと、、、、。

【モノとは、可視化された執着】と悟られたそうです。

断捨離を通して得られる効果

断捨離は住まいに蓄積しているモノを相手にするので、【かたずけ】と混同されがちですが、【見える世界】から【見えない世界】を変えていく、という行法哲学であり、単なるモノのかたずけではありません。

ですから、断捨離が単なるおかたずけや物の整理整頓、お掃除という意味ではないことに気づかれたと思います。

大切な視点として、【断捨離は、ものと自分の関係性を問い直す行為である】といえます。

広げて表してみれば、【己の執着心に気づき、執着心を手放す訓練なり、修行になる】なのです。

このことを踏まえると【捨てられないモノ、自分】を見つめることで、気づいていなかった自分の内面に気づくことができます。

【捨てる】という行為は、簡単ではありませんし、心が痛むこともある行為です。

それで、捨てるのが後ろめたいという罪悪感から逃れるために【要る時が来るかも、、、】と、いつともわからない未来への不安解消のため【収納】に走!ることが多いのでは?

もったいないという正論のようではありますが、収納することで、モノを死蔵しておくことのほうがもったいないことと俯瞰してみると気づくことになります。

また、食器を例にするなら、使いきれない食器を有し、普段使いはたいして質の良いものではない取り立てて気に入っているモノでもないいつも決まった食器をつかわれてはいませんか?

この、【食器と私】について内観してみると自分のための日常使いの食器たちは、無意識、無自覚に【自分はしょせんこんなもんだ】という【自己肯定感】の低さやセルフイメージが定まらないでいる自分自身が投影されていると気づくでしょう。

家が変われば、人生が変わる

断捨離の具体的な内容は、これからの記事に書いていきますが、断捨離に成功した方たちが、見た目がすっきりした。とか、呼吸がしやすくなったという感想だけでなく、【空気の質が変わった気がする。】【呼吸がしやすくなった。】という感想も語られているようです。

つまり、視覚的に、動線的的にだけではなく、フィジカルな面への影響があるのです。

肌に心地よい素材の服を好むように住まいの空間からの【空気の質】を感じ【着心地の良いいい空間】を獲得できるのです。

このように私たちは意識下でも、無意識下でも、身を置く空間の影響を多大に受けているのに、残念ながら【家という人生の残骸】の中で、モノという生活の残骸の中できゅうきゅうとして生活しているという現状にいます。

そして、それを維持管理するためにお金を払い続け、お金というエネルギー、手間というエネルギーを駄々洩れさせているのです。

もし、あなたが、人生につまりを感じているならば、まず、空間を蘇らせることが必要です。

【空間を蘇らせることは、人生を蘇らせるさせるに等しい】

多くの人は使えば減る、出せばなくなると考えると思います。

しかし、呼吸や消化、吸収、排せいのメカニズムなど、生命の原理は出すほうが先です。

その【出す】ことに匹敵するのが、【捨てる】こと。

不要なものを徹底的に【出して】空間磨きを始めるのです。

モノは、カタチある世界。意識とは見えない世界。

その中間にあるのが【空間】です。

そして私たち自身であっても、カタチある肉体として、物質世界に存在していますが、意識は見えない世界を自由に飛び回れるのです。

やましたひでこさんがこの、空間磨きで確信されていることは、

見える世界を自力で変えていくことで、空間がよみがえれば、見えない世界の他力の応援が得られる

つまり、~~~お金に代表されるような大きなエネルギーや、人との出会い、ご縁などのエネルギー~~~。

を呼び込む原動力になることだそうです。

どんな住まいであっても、そこに宿るものは、モノとヒト。

そして目に見えない【気】だけ。

断捨離を学び実行して、自分に、自分の家族にすっきりとした空間と心を取り戻していきましょう!

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