Susan CiprianoによるPixabayからの画像
女性ツインレイにとって、もっとも分からない事のひとつに、男性ツインレイとの関係性について、があるのではないでしょうか。
ツインレイ同士の恋愛が一筋ならではいかずに、つらい経験と化していることは最近のネット情報でも、知るところです。
最初、ツインレイの関係をこれまでよく知る普通の恋愛ととらえていることがほとんどで、恋愛を基準に判断するため、思考に糸が絡まるようにがんじがらめとなって、どうにもならなくなり、苦悩の淵に追い込まれます。
それは、この世界の”恋愛”を基準に関係性を進めようとしているからで、スピリチュアルな関係であるツインレイにとって、その次元が違いすぎることから生じる問題でもあります。
では、スピリチュアル関係性である、男性ツインレイとの関係は、どのように考えれば良いのでしょうか。
恋愛であれば、魅かれ合い、お互いの合意の元にお付き合いが始まります。
ただ、実はお相手はツインレイであるにも関わらず、宇宙のスピリチュアル的視点から見れば、依然として一般的な普通の”恋愛”を続けている状態の方々がほとんどです。
表面的な関係性がうまくいかないワケ
ツインソウルとはおそらく“波動”を同じくする者同士です。【表層の部分、外見とか声とか身振り手振り、話し方とか、表に見え易い特徴よりも、もっと深いところでのお互いの波長に違和感のない感覚、波長を同じくする感覚が同じということです。】
良く思われたい。相手にいい印象を与えたい。
そう思うのは人間として当然のことですが、その波動は比較的“粗い”ので、精妙な波長からはズレてしまう場合が多いのです。
ツインソウルの波長は魂のレベルでは同一でも、現世のレベルではお互い異なる環境にあればそれだけ違う波動を含むため、必ずしもピッタリ合うとは限らない。
魂レベルで再会を約束したツインソウルでさえ、始めから全てがバッチリ合うわけではないのですね。
それでもどうしても手放せない、相手から目を離せない、忘れようにも忘れられないのがツインの辛さを生んでるのです。
今生では、それぞれがそれぞれの学びに応じた環境に転生しているに過ぎず、例えお相手と住んでいる環境が異なり過ぎていても、どれだけ年齢差があっても、時には一般の倫理を越える間柄であったとしても・・・
目を背ける苦しさと、見つめ続ける苦しさを選択すれば、見つめ続けずにはいられないのが“ツイン”しょう。
お互いの魂がまだ表層の部分の合一のみを望んでいる場合、そういうツインソウルは一旦分離していくかもしれません。
どんなに現実レベルでの合一を望んでも、繊細なエネルギーの段階では逆に大きな歪みを生んでしまうので、逆に危険です。
そのような場合、お互いの魂がより成長した段階で会おうと約束するかもしれません。
何故なら魂は常に成長を願っているからです。
そして別れはあくまで一時的なものに過ぎないと分かっているからです。
出来るならば、出来得る限りのコミュニケーションをとり、徐々にお互いの日常の殻を外していけたらベストです。
現実レベルで堆積した様々な心の壁を外し、本当の、純粋なままの心と心で対峙して欲しい。
ありきたりの人間同士で行えることを、わざわざツイン同士で行うことはないとも言えます。
ツインでは、ツインにしか出来ないことを行えばいいし、それこそが、魂に対して忠実であり誠実な態度であろうと思います。
関係性の中で大事な【浄化】
ツインレイは、浄化された状態でないと近付けないとされています。
浄化とともにそれらは徐々に抜けてきますが、その間は、多くのネガティヴ感情にとらわれることになります。
また、なぜか他との関係から来る問題も、ツインレイとの関係の中で解決させられることが多くあります。
地球の集合意識や、親との関係、その他過去生含め、これまでの体の奥に巣食うネガティヴな問題、それらをいっぺんに、男性ツインレイとの関係を築く上で、持ち出され、関係性が進まない原因となり、もし、本当にその人との未来を望むのであれば、否が応でも、心身を完全浄化することに繋がっていきます。
それは、たとえ些細な出来事であっても、その奥には多くの原因となる根があり、表面的には男女関係の問題であったとしても、実はまったく違うところに根があることもあります。
そして、まるで地球転生の最期の総決算のように、それが高次の真実のパートナーの関係性であればその関係の中で全てが洗いざらい、浄化されていき、また、浄化とともに、相手との関係性が見えるところでも、また見えないところにおいても、自然と関係が繋がっていきます。
ツインレイの相手は高次のところにいてその高次意識まで到達するしか方法はないのです。
そのための心身浄化であり、ツインレイの相手というのは、真実の人であり、真実というのは浄化力を持っているため、すべてを良い方向へ向かおうと互いを浄化しあうのです。
ただ、そうした浄化作用を否定し、闇の存在を隠そうとすると、闇が体内に溜まり続けていきます。
そうなると、お互いの関係性はさらに遠のくように感じられてきます。
また、ツインレイだからこそ、浄化された状態でないと、近づくことも難しくなります。
ハイヤーセルフの介入
どちらかが、距離を持とうとするのはハイヤーセルフの判断によるものがほとんどです。
真実のツインレイの場合、各自のハイアーセルフがとても強力にサポートしていますので、まず通常の恋愛関係に至ることはありません。
男性側が何を考えているのか、どうして、こちらに向かってきてくれないのか、なぜ音信不通になるのか等々、女性は思いを巡らし、自己価値観を貶めてしまうこともあるでしょう。
それこそがこの世界の”恋愛”を基準とした考え。
しかし、ツインレイは決して”恋愛”の延長線上にある、とてもうまくいってる”恋愛”ではないのです。
2人の関係は、宇宙の目線でしかわからない、多くの理由や条件などがあり、地上の目線だけで判断できるものはほとんどありません。
地上の恋愛のルールに従い、取り越し苦労をすることは、まったく必要ないことと言えます。
追う、追われるといった関係性の問題でもなく、ただ両者が浄化された状態であるのかどうか、本来持つ本質で生きているのかどうか、といった本質的な部分のみが重要なのです。
多くの感情体験は、とても苦しいものですが、超えられる時が来たからこそ、浮上してきています。
すべてにタイミングがあり、良くも悪くも様々な感情が上がって来たときの、その時を逃さず超えていけるようにすることが、とても重要です。
私たち地上の肉体を纏う人間にとっては、様々難しい問題があるかも知れませんが、、、、
ツインレイというのは身体や精神も共有していますので、どちらかが取り組んでいくことで、同時に進んでいくことができます。
また、日頃会っていなくとも、二人の間で愛の契りが交わされていなくてもそのようなことはさほど重要でなく、どちらかにツインレイとしての本質的な気づきがあれば、ハイヤーセルフと共に真実の愛の姿へと戻っていくことが可能なのです。
ツインレイの真実の愛は、双方の心身の浄化がなされたとき、その真価が発揮されるのです。
そして、浄化作用により閉じたそのハートを再び開き愛の存在としての2人の姿を光の未来に現わそうとしています。
ツインレイとの関係~相当な覚悟が必要
通常の恋愛関係でも激しい喧嘩をしたり、意識が揺さぶられる体験をするかも知れませんが、ツインのそれはある種“次元上昇”を果たすものでもあるので、通常では考え
らえないような大いなる揺さぶりを体験することになるでしょう。
本文では“想念の足場”から身を剥がすとありますが、決してフワフワと浮草のように生きるという意味ではなく、肉体の経験を通して得た様々なトラウマ、信念の類を手放していくという意味ですね。
本来人は何処にいて何をしても自由なはずのに、自分が自由ではないと感じるのは、様々な自分の思いが足かせとなっているのですね。
ところがその足かせというのは逆に捉えると自分がこの地球に存在することの“意義づけ”、拠り所となっていますので、それを手放すということは自分の存在意義さえ失いかねない・・・
でもツインソウルはその存在意義を敢えて奪おうとする~それゆえの“揺さぶり”ということなのです。
だから、お互いの魂がより成長した段階で会おうと約束するのです。
繰り返し述べますが、魂は常に成長を願っているからです。
ツインレイの揺さぶり~アップダウンの波
「光の時間」があればそれはときめく瞬間の永遠の連続であり、逆に「闇の時間」には一切のものが何もなく全てのものが儚い幻として消え去っていく。
だからツインソウルは激しいアップダウンの波にもまれているように感じます。
最上級の天界の至福から一気に何もない虚空までの最長距離を一瞬の間に移動してしまう。
逆にこの激しい揺さぶりに耐えられないものはツインソウル足りえないといいたいのです。。
【死にたいほど、つらいので、途中でコースを変更して別々のルートはないか?と逃げようとしてしまう】
だがそれでもやっぱり目を離せないのがツインソウル、常に相手のことを意識し合ってしまうのがツインソウルなのです。
<ジョハリの窓>
心理学の分野で自分を表す 4 つの分類に“ジョハリの窓”というものがあります。
◎一つ目の窓は『自分に公開していて、他人にも公開している自分』という窓です。
自分が認識し、他者へ公開している自分と、それを見ている他人との評価にそれほど違いのない自分ですね。
◎二つ目の窓は『他人が覗いていて、自分では覗けない自分』の窓です。
いわゆる自分には覚えのない他人から見た印象のようなものです。
自分の噂話というものは自分の存在しないところで話されていますね。
そして他人から見えている自分というものは案外自分では気づいていないものです。
◎三つ目の窓は『自分だけの秘密にしていて他人には公開していない自分』の心の奥の窓です。
人間関係を築く上で、協調性を保つために敢えて“隠された自己”と言えるでしょう。
人が文明的に社会生活を送る上では数々の自己抑制が必要とされますが、その反面心を許せる人の前では“誰にも見せていない本当の自分”を発露したがっていると思います。
◎そして最後、第四の窓は、『自分も他人もまだ覗いたことがない』“未知の窓”です。
誰にも知られることのない深層意識としての自分ですね。
そしてこの“未知の窓”の中にこそ本来の自分自身を知る手掛かりがあるのだと思います。
そしておそらく、ツインソウル、魂の片割れは無意識的に相手の“未知の窓”を開く関係にあるのではないかと思います。
何気ない会話をしていると思ったら急に涙が溢れてきて抑えられなくなった、必要以上に相手を口汚く罵ってしまった、というような場合は、それまで潜在意識化で眠っていた“知らない自分”が目を覚ましたのかも知れません。
ですから、仮に表層の部分で激しくぶつかり合うことがあったとしても、そこで逃げずにその訳や意味を更に奥深く辿っていって欲しいと思うのですね。
何故なら関係が上手くいっているだけでは深層の深い部分に意識が届かないからです。
ただしツインの場合は反発し合う時のエネルギーが耐え難い程の哀しみとなるので、やはり覚悟をもって臨むということは必要でしょう。
でも表層の三次元的な繋がりばかりを求めていると、深層の自分に辿り着けないばかりか、本来の魂の目的に沿った道筋から外れてしまうことにもなりかねないのです。
出来れば相手に対して言い淀むような事でも敢えて口に出して伝え、また相手の発した言葉で到底受け入れられないと思ったものでも何度も何度も心の奥で咀嚼して欲しいと思います。
その度に自分の感情の奥底に潜むものを感じとりながら・・・。
このようにして自分自身の意識の奥の方に焦点が当たっていくようになると、普段無意識的にとってきた行動の意味が、そしてその行為によって受け取ってきたものの意味が、段々と手に取るように分かってきます。
そうすると、今まで自分が思い描いた通りの現実を築いて来られなかった訳も正しく理解出来るようになっていくでしょう。
自分の夢が中々叶わないと思っている人は、自分にその夢を叶える能力がないのではなく、夢を見ることでただ現実逃避をしたいだけだったという場合があります。
そういう“本当の理由”に気づけると現状認識と目的意識に変化が起きます。
より現実的であまりかけ離れたヴィジョンを見ないようになるのですね。
“地に足がつく”という言葉がありますが、正にそのような状態になり、自分自身を分かりながらプロデュースするので、現実化がより容易くなるのです。
深層の自分自身を知り、意図した通りの現実を引き寄せる、それこそ魂の本来の目的ではないかと思うのです。
そしてそれが可能になった暁は、もはや地球上にいても他の人とは“異なる次元”で生きています。
それこそ正に“次元上昇=アセンション”ではないかと思います^^
まとめ
いかがでしょうか・・・ツインソウル=魂の片割れと出逢うことに、そんな深い意味があるとしたなら、貴方はその“錬金術”を避けて通ることなど出来るでしょうか・・・
今回の記事では、ツインは表層の感覚よりも深層で触れ合う波長が同じなのだと書いています。
それゆえに、表面的な普通の恋愛は成立しにくいのです。
意識の“粗い”レベルというのは、“分離を経験する”レベルなので、合わない方がむしろ自然なのかもしれません。
地球での学びはその合わない人間関係をどうやって克服していくかということが課題です。
また、お互いが“パラレルワールド”の住人だからですね。
本当は私達の日常は一定の意識レベルではなく、波動の粗い意識レベルから、深層の深い波動のレベルまで、無意識に常に周波数帯を切り替えています。
そしてツインソウルの場合“精妙な”意識レベルで繋がる時が一番心地よいのです。
ですから、ツインレイは三次元の顕在意識レベルの波動が粗く感じ過ぎて、そこで意識のすれ違いをみるととても辛く感じるゆえんです。