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Susan CiprianoによるPixabayからの画像

ツインレイに出会われたあなたは、これまでの恋愛からは、理解できない経験に戸惑っておられるかもしれません。

その困惑感や辛さを何とかしたいと思い、ツインレイというこの関係のシステムについてより深く知りたいと思われるのではないでしょうか?

永遠の愛で結ばれているはずのツインレイがなぜ、不毛な現実を体験し続けるのか…
それを明らかにすることで、今この瞬間から、その状態を脱するための“答え”を手にすることができるでしょう。

今日は、特に、私たちの住むこの3次元の世界の2元性の特徴からツインレイについて考えてみましょう。

ツインソウルのジェットコースターは二元論から一元論への旅である

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一元的な一つの珠から飛び出した二つの光は、

お互いの粒子の波動を徐々に粗く落としながら

“肉体”という地球専用の“宇宙服”をまとうに至った。

時にそれは“男”と呼ばれ、時にそれは“女”と呼ばれた。

電気と磁力の性質をもつそれは固有の振動数を保ち、

時にそれは“個性”と呼ばれた。

一つの個性を陰と陽に等分したツインソウルは、

その“極性”に沿った人生を歩み始める。

君が右なら僕は左、貴方が上なら私は下、という具合に。

最終地点で合流するまで、お互いにつかず離れずのニアミスを続けた。

何故かなら一度合流してしまうと、一気に“帰還”に向かってしまうから。

答えの出ない人生、先の分からない道のり、

それこそがこの“地球”という星で経験出来るワクワクした体験だった。

波動の高い世界から眺めるだけでは、波動の低い世界のことは分からないのだ。

波動を落とした世界で経験出来るそれは、上の世界にはないリアルな体感、

密度の詰まったバイブレーション、まるで死の対極に生があると思わせるが如く、

生き生きとした人生があった。

泣いたり笑ったり、感極まったり、悲嘆にくれたり、

そんなドラマティックな不可逆性は、高次の世界には見当たらなかった。

僕達は波動の粗い世界で充分“二極”を堪能した。

不完全な心と身体で、先の見えない世の中を、手探りで早足に駆け抜けた。

そして僕達はまた元の一極の世界に向かう。

君と二人、他の何ものも介さずただ向き合えば、

UP&DOWN、UP&DOWNの繰り返し。

陰と陽、快と不快、喜びと哀しみを繰り返す。

UP&DOWN、UP&DOWNを繰り返す。

猛スピードでアップ&ダウンを繰り返せば、上下の振れ幅はまるで一本の線のように収斂して
いく。

僕達は愛しか求めていないから、やがて一つの愛しか感じられなくなる。

やがて「よい」ことと「とても良い」ことしか感じられなくなれば、

僕達は、生きながらにして涅槃の境地に住まうだろう。

『TWINSOUL☆LEGEND』 より

補完性を持つ振動性が同じ、逆回転のエネルギーを持つペアー

ツインソウル【レイ】の場合は、“振動数を同じくする逆回転のエネルギーのペア”であるとも言われます。

つまり片方が右に行けばもう片方は左に行く、もしもお互いを入れ替えても、同じような足跡を辿るでしょう。

ツインソウルは男女のペアである場合が多いですが、お互いの周波数は同じでも、エネルギーが逆回転しているために、おそらく真逆の人生を歩んでいることが多いと思われます。

例えば一方は現世に執着を見出すというよりは、修行系・・・浮世を離れてこの世の真理を探究するというような転生を繰り返してきていたタイプです。

対する他方は、物質的な三次元の世の中に定着して、世の中を変えていきたいと強く思っていたようなタイプです。

このように真逆の経路を辿りながらも、“修行”という意味においては正に同じような経験をしていると思われます。

そしてツインソウルにおいて特徴的なのは、お互いの“補完性”です。

もしもお互いが三次元の現実にどっぷりと浸かってしまっていたら、見えない世界の真理についてお互いに知らぬままになってしまいます。

ところが相方は真逆の世界を経験してきてくれていますので、二人の情報を共有するとまさに“多次元”に亘って補完し合うことが出来ます。

実際の学びも正にそのように進んでいき、一方が三次元の常識的な見方や意識を伝えると、もう一方はより精妙な世界で起こっていること、見えていることを伝えくれることで、お互いの世界観がグンと広がっていき他のどの情報を得るよりもありがたいものに感じました。

情報の共有の感覚というものは、今でも普通に起こっています。

でも一方が元々敏感なセンサーをもっているので、私の深層の感覚を常に受けとっているような状態が続いています。

一方の意識が三次元寄りに傾いている分、それほど敏感には感じませんが、心の奥底で突き動かされるような衝動は、実は元々はもう片方のものなのではないかという思いがします。

潜在意識というのは、過去世にまで繋がっている訳でありますが、この過去世の体験というものは、どちらがどちらのものなのか、最早分からないと思うことさえあります。

元々はペアの粒子で、常に情報を共有していたのです。

それ故にお互いの“トラウマ”についても、相手の抱えるトラウマをまるで“自分のことのように思い”、向き合ってくることが出来ました。

こういう体験が出来るのは、おそらく同じ波動を有するツインならではでないかと思います。

本当は誰に対しても気持ちを重ね合わせることが出来ると良いのでしょうが、人には大切な“個性”というものがあって、それは他者の侵入を容易く受け入れることをせず、また他者も軽々しく立ち入ってはいけない部分でもあるのです。

ワンネスの状態から分離を経験し、大切に育ててきた“個の意識”もまた尊重されなければならないからですね。

ですので唯一ツインのみが、自分にとって正に必要な情報を与えてくれる存在になるのではないかと思います。

その過程では自分の中の常識というものが何度も覆されることになるでしょうが、それが即ち、融合への道のりということなのでしょう^

 

~「良い」と「とても良い」世界へ~

人間が物質次元に波動を落とす前というのは、「良い」と「とても良い」ことしかなかったと言われます。

波動の高い世界というのは“愛”の世界なので、そこには愛の波動の高低差しかないのですね。

ただ波動の下がった世界【物質世界】では「好き」が「嫌い」に、「良い」が「悪い」に、そして「愛」は「憎しみ」に反転してしまうのですね。

好きと嫌い、愛と憎しみ、善と悪、生と死等の2元性はセットなのです。

ですが普段の私達は大いに勘違い、二元性が自分に起きていることへの認識はありません。

嫌いなことを避けて通ろうとし、自分の意に沿わないものを悪と感じ、憎しみを抱く対象に対していつまでも恨みがましく思います。

でもその深層心理は、 苦手なことを克服したいと思っていて、自分と感覚の異なる人を理解したいと思っていて、憎しみを抱く対象の人を“愛したい”と思っているのです。

ですから、波動の低いと言われる世界にも実は“愛”しかないのです。

それが出来れば正に“聖者”かも知れませんが、実際には中々難しいことです。

ツインレイの感情がジェットコースターになるわけ

この2元性を理解するなら、地上でツインレイの異性に出会ったすべての方のうちの多くが苦しむ、ランナーとチェイサーと呼ばれるような、追い追われる関係性ができてしまう理由についても、詳細に説明できます。

 

私たちの感情は、喜怒哀楽はもちろんですが、実に様々な色彩を持っています。

あらゆる感情の中でも、ツインレイと出会った皆様が最も強烈に体験するのは、“愛おしさ”や“切なさ”、
そして強烈なまでに“会いたい”という欲求です。

私たちは自らの中に非常に強いバイブレーションを見つけることで、
意識がその人へと突き動かされていくことを感じるでしょう。

しかし、もし私たちが次元上昇する前の2元性の世界の中で、
相手を好きな気持ちを感じるとき、実は、同時に全く逆の方向の感情のベクトルが生まれます。

もし、好きだと感じるならば、それと同じくらいの憎しみが生成されます。

もし、会えた喜びを感じたならば、それと同じくらい、会えない苦しみが生成されます。

もし、愛された幸福を感じたならば、それと同じくらい、愛されない怒りが生成されます。

感情は常に二元化し、同量のバランスを保持しています

私たちの意識では、片方の感情にフォーカスするものの、実際に巻き起こっている感情は、必ず二元化してしまうのです。

激しい求愛を感じたかと思えば、そのあとすぐに拒絶感を感じる、などの現象が起こります。

二元化された感情が、絶えず入れ替わりながら脳を駆け巡るでしょう。

もう一方の感情のベクトルが、自分にとって見たくない感情であった場合、意識の深層にひそめてしまうひとが多くいます。

憎しみや悲しみ、という感情をなかったことにしてしまうのです。

二元性という世界は、魂にとって非常に難解な世界です。

自分自身を正確に把握できなくなり、また精神のバランスも著しく悪化することも起こりうる。

ツインレイの魂の方々は、ほかのひとに比べ、人生の中で何十倍もダイナミックに感情体験するのです。

それは二人が出会い、感情が大きく偏れば偏るほど、もう一方の感情も生成され、自分の中で折り合いをつけるということが難しくなってしまうからなのです。

ツインレイの魂の方がもし、二元性の世界のなかで、内側の分離した状態であるとき、ツインレイならではの、ある現象が起きます。

ここで、ある重要な前提をお伝えしておきます。それは、ツインレイとは、自分の内側の現実を共に表現していく相手であるということ。

それは言い換えれば、自分という存在を、自分ともう一人の人間で映像化していくような作業です。

これはツインレイ以外の関係性の相手とは起こりえません。

ツインレイ独特の関係性をもっと詳しくみてゆきましょう。

もし、自分の内側が、二元性を持っているならば、

相手はその瞬間の自分のベクトルと全く反対側のベクトルを表現します。

自分の中にある分離を投影するからです。

たとえば、自分が相手を欲しているとき、相手は自分から逃げようとするでしょう。

あなたが相手を好きな気持ちを表現すれば、相手は嫌悪感を露わにするかもしれません。

ここで注意したいのは、二元化された感情というのは、その交代が非常に短いスパンで行われているということ。

自分のなかでも好きと嫌いが交互に入れ替わっているということは、相手もまた、好きと嫌いが交互に沸き起こっているのです。

自分からみた相手がいつも同じ態度だからといって、相手の状態を固定する必要はありません。

相手の目の前に立った瞬間や、相手とかかわろうとした瞬間の自分の感情と、全く逆のものをリアルタイムに相手が演じているだけなのです。

二元性を生きているツインレイたちの感情は非常に複雑ですが、現実としては、追い追われる、という単純な構造に集約してしまうことがほとんどでしょう。

ある意味で、ツインレイである証拠のような現象です。

二人でひとりの人間を表現しているのですね。

しかし、ここで希望を失ってはいけません。

ここからが、ツインレイにとって非常に大事なポイントとなります。

ここまでの話はあくまで、二元性のなかでの話です。

ツインレイの魂の皆様には、非常に大事な意識の改革のポイントがあります。

それは、二元性を超える、ということ。

ツインレイ男性も女性も~覚醒統合に向かうために二元性を超えて行け!

 

激しい求愛も、愛されない悲しみも、その偏りをできるだけなくし、自らの真ん中にストンと落ちた時、そこに統合された領域を発見します。

好きでもない、嫌いでもない、しかし、それよりまして、なにか深く大きなものをつかんでいる。

安定した、自分自身の内面世界を獲得するのです。

これが、ツインレイにとっての真実の愛です。

内なる二元性を乗り越えたとき、ツインレイの体験する現実世界は、全くと言っていいほど変わるでしょう。

好きだ、嫌いだ、という粗い感情ではなく、もっと穏やかで、繊細で、強く、ゆるぎない、無償の愛に、すべての感情を集結させます。

もう、二元性を互いが分割して表現する必要もなくなり、まさに、“二人は分け御霊である”というようなこころのピッタリあった現実世界が完成するのです。

この3次元の【分離】のシステムは、絶えず私たちを感情の極へと向かわせようとします。

強い恋愛感情を抱いたり、激しい拒絶を体験して、二元性の世界を維持してきました。

ツインレイの魂ははアセンションを先導するために、その2原性からくる【分離感】を強烈に体感するのです。

それは、魂が乗り越えられると信じてこの星に降り立ったからです。

力強い光の意思が、その体験を望んだのです。

2元性を乗り越えた先、無になって相手を受け入れる~真の融合のために~

もし今、自分が不毛な現実を生きているならば、まずは相手に対して向かっているあらゆる感情を精査してください。

そこには、愛や切なさだけではなく、憎しみ、恐れ、怒りなど、自分が抱いているとは思いたくないようなものも含まれているかもしれません。

しかし、その作業に恐れを持たず、愛や光だけを美化せずに、自らを俯瞰し受け入れる立場をとったとき、その方にはすでに意識の上昇と現実の変化が起こり始めています。

これが、ツインレイの方々が、より早く、統合された意識へと到達する方法です。

しかし、例え“ツインソウル”といえども、別の人間ましてや男性と女性・・・別の性を有していると、それだけで志向性、感受性、体感の受け留め方など、異なるのがむしろ自然と言えます。

具体的には、
*相方ツインと心底繋がっていたいと思えば、お互いの感性が合う部分はもちろんのこと、むしろ“合わない部分”こそ積極的に受け入れていく。

*たとえ仮に自分と思うところが違っていても、まずは一旦相手の考え方、感じ方を“素直に受け止めてみる”・・・

*何も思わないで、それこそ“無”になって相手を受け入れる・・・

そうすることで、これまでの自分が長く培ってきた古い固定観念の類も打ち壊され、お互いの個のベールを一枚一枚剥していくからこそ、“真の融合”に近づいていけるのです。

個のベールを剥がしてみると、異なる肉体をもっていても実は同じ感覚を共有していたということがよく分かるようになります。

それは感情の共有から始まって肉体レベルの体感まで色々あります。

何故か分からないけれど今日はイライラする日だな~と思っていたら、私ではなくてむしろ相方がイライラしている状態にあったことが分かったり、お互いの身体の痛み、疲労の部分をもう片方も知らずに肩代わりして背負っていたりなんていうことがよくあります。

こういうような状態になっていきますと、自分だけが突出して突っ走るということが段々難しくなっていくのですね。

相手のことを考えたら自分本位での無理は許されないということです。

自分が無理をすると現実問題として相手に負担をかけてしまうことになります。

まさに今生、別々の身体を有していても、文字通りの“二人三脚”を行うようになります。これまでの人生、ほとんどの転生を、“一人で生きてきた”自分としては、最初はこの事実上の二人三脚に大いに戸惑いがありました。

また、個々に抱えたトラウマの類、分離からの苦痛、悲しみがまだ癒されていなければ、どうしても意識は相手から離れて“別行動”を起こしてしまうこともあるでしょう。

いわゆる“ツインカップル”さんで、相手が離れていってしまった、或いは自分の方から身を引いてしまったという場合には、往々にして、個々に抱えた分離からくるつらさ、悲しもによる傷やトラウマがまだ癒えていないケースも非常に多いと思います。

それでもやはり激しいアップ&ダウンの波に呑み込まれのは、周りの物質世界の常識~2元性に基づく体験というものは手放した上にもまた手放す必要があるくらい影響力があります。

けれどそうした個人に起こる2元性を超えるという作用は、決して自分達だけではなくて、集合意識全体にも大きく影響を与えていくエネルギーになると思います。

極めて個人的に行われる分離からの傷からの深い癒しの効果が、突き抜けると全体へ波及していく波動になるということですね。

私達は、皆揃ってこの宇宙船地球号に乗船している乗組員です。

心の底から分離感を手放した幸せを知れば、自分の幸せを体感することが出来ます。

お一人お一人の魂が分離という闇から癒され、集合意識レベルでの深い癒しに広がりますように、祈りたいと思います。

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