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私は、娘から【頭がお花畑、、】と冷やかされるくらい、年齢を重ねていくうちに、よく言えば丸くなっていました。

また、物事を、3次元だけでとらえるのではなく、俯瞰した見方で見ようとするスピリチュアルな観点でもとらえるようにもなっていました。

一般的に言う宗教観です。

私の怒りに対する宗教観 江戸の仇は長崎で

以下の動画はその俯瞰した見方をよく表しています。

この教えは素晴らしいもので、いつも、物事への俯瞰した見方を持つときの原点ですが、正当な怒りに関しては、私としては、自分のあてはめ方が誤っていたと思うようになりました。

あくまでも、小説ですが、シェークスピア作の【ハムレット】の名言の中に、

「to be or not to be, that is the question.」

「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」

「進むべきか退くべきか、それが問題だ。」

「(復讐を)するべきかしないべきか、それが問題だ。」

というセリフの後に、「どちらが男らしい生き方か、じっと身を伏せ、不法な運命の矢弾を堪え忍ぶのと、それとも剣をとって、押し寄せる苦難に立ち向い、とどめを刺すまであとには引かぬのと、一体どちらが。」と続きます。

【ハムレット】は、運命に翻弄される悲劇です。

それですから余計に作中の名セリフは、自分で道を切り開こうとするものが多く、登場人物の生きは力強く、生き生きとしています。

シェイクスピアは本作をとおして、困難に負けないように生きることを説いているのです。

運命は流されるものでなく、ハンドルを握って操縦するのは私たちです。

ここ数年私に起きた「試練」について、【怒り】を無視することは、自分や、他の人に対する愛の【バランス】の欠けることだったと感じるようになりました。

 

今日は、この【怒り】じぶんにとって正当に感じる怒りについてお伝えしようと思います。

 

怒りとはどういうことか?

怒りは生理現象ととらえることができます。

つまり、怒りとは空腹や排せい欲のような生理現象と同じということです。

生理現象を我慢してくださいというのは、空腹なのに食事をしないでくださいと言ったり、トイレに行きたいの時に、ずっと我慢させてしまうことです。

そんなことをしたら、普通は健康状態や、精神状態に害が出ることは理解していただけると思います。

同じように、怒りも我慢すると身体に悪いのです。

排せいのような生理現象出ない分、怒りは我慢しやすいのですが、確実に蓄積していきます。

どんな時に蓄積されるのでしょうか?

理不尽だと思っても、黙って言い返さなかったり、大人になってからでも、親の理不尽な態度に対して怒りをため込んだままだったり、、etc.

しかも尚更悪いことに、その怒りを怒りを感じる対象ではなく、自分よりも弱い存在に対して八つ当たり的に出すことも多いです。

 

怒りを覚えたときにどう対処するか? 江戸の仇は江戸で

怒りは感情の蓋と呼ばれ、自分を守る防衛のために存在しているモノです。

そして、実は、怒りは単独では存在することができない感情です。

対処法として【マインドフルネス】という考え方があります。

それは、自分の感情をニュートラルに戻すことこそが、ビジネスにおいても成果を挙げ、人間関係を円滑にし、認められていく最短の方法だという考え方です。

怒りの感情から抜け出せないときは、自分の1次感情と向き合いましょう。

といっても、不安、怖れ、悲しみといった1次感情を解消する必要はありません。

ただ、「自分は怒っているんじゃない。本当は不安なんだ」「実は今、恐れているんだ」「悲しいんだ」と認めるだけでいいのです。

1次感情自体が怒りの場合、「私は今、怒っているんだ」と認めましょう。

怒りの根底にある「わかってほしい」という思いに気づいてあげましょう。

このように、“今ここ”の自分を客観的にとらえることにより、ニュートラルな自分に戻ることができます。

というのも、怒りの渦中にいるときに、「今、自分は怒っている」と自覚することはできないのです。

怒りを自覚した、つまり自分の感情を客観視したということは、感情の渦から抜け出し、状況を冷静に見つめているということになります。

このニュートラルな状態をとらえることにより、怒りのヒートアップを回避することができるようになるのです。

自分を客観的に見つめてみてください。

一瞬のニュートラルが、あなたの感情をフラットな状態に導いてくれるでしょう。

それがマインドフルネスであり、あなたの人生を好転させるカギなのです。

自分を傷つけた相手に対して正しく怒り、意見するという行為は、あなた自身のコンフォートゾーンとエフィカシ―を上げることにもなります。

もし、相手に何も言い返せなかった時には【私らしくない】とセルフトークを唱えましょう。

いやだと思った時にちゃんといやだということが、怒りに対するブロックを外す第1歩です。

正当な理由があるのに、怒りを貯めこむと、心は壊れます。抗議は大事ですよ

その場で、淡々と不愉快だったこと、自分の正当性を指摘し、再抗議しましょう。

あなたが、もし今、迷惑をかけられているのでしたら、1個1個、証拠を集めて、これはどういうことだと指摘すればよいでしょう。

量子力学の観点でも、その相手にきちんと言い返す、怒ることが重要だと解説されています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事をお読み見下さっている方は怒っても、なぜか嫌われない人も多い中、怒りたいのに、怒れない時が多く、ストレスをためておられる方でしょう。

今日の記事から、「イヤなものはイヤ」と、子どものように純粋に怒れるようになり、怒ったくらいでなくなる人間関係から、おさらばしましょう。

「ここだけはゆずれない」というラインをもち、「一本筋が通っていること」を大切にしながら「怒っても私は許してもらえる」という甘えをもつ余裕を持てれば幸いです。

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